U子さん
93歳 女性♀ 水瓶座
宿泊利用のみ
●介護度…3
●認知度合…低
●生活機能…高
杖使用で歩行。
耳の遠さはあるものの、意思疎通に問題なし。
●服薬…あり
朝
🔴血管詰まり抑制薬
🔴高血圧、狭心症改善薬
🔴排尿促進、塩分むくみ改善薬
🔴抗炎症作用、アレルギー、自己免疫疾患、血液疾患などの薬
🔴葉酸合成阻害、抗菌、肺炎予防薬
🔵喘息などの咳や息苦しさ改善貼付薬
ーーーーーーーーーー
この方は以前なかなか強度の認知だったにも関わらず当施設利用中に快復されたらしいです。
まだ断片的な話を聞く程度に留まっている為、詳細の経緯はわからずじまいなところがありますが、ピーク時には排便垂れ流しの発狂まで行っていたらしいです。
しかし現在はやや耳の遠さはあるものの、日常会話は支障もなく交わせるレベル。
未だ服薬は多いけど、血圧系や咳を鎮めるといった物だけで、精神や神経系の服薬はなし。
◆特徴
私の勤務開始当初からの利用者で、唯一会話の成立する【主】的存在。
起床は6時。しっかり者的印象。
性格は概ね穏やか、にこやかで、嬉しい時は『わぁ〜』とはしゃいだり手をパタつかせる子供のような一面を持つ反面、認知性を患っている利用者を見下す発言(『き◯がい』『頭がパー』等)が多かったり、ちょっと近寄られた程度で極端に恐がったりする(それによってバランスを崩して転倒しそうになるので結局は目が離せない)ところがあり、その態度を社員から咎められる場面は日常的によく目にした。
ちなみに私は基本的に目上の人を叱ったりしない。
NHKの朝ドラを楽しみにしており、日記をつける習慣がある。
日記には食事の内容も記述されるので、下手な手抜きをしたらどんな書かれようになるかわからない為、食事の構成はU子さんを基準にしていた。
日記は1〜2回見させてもらった事があるけど、文字が読みづらかったので以後は見ていない。
ちなみに【うち】は事務所が二階にあり、そこに乱雑に備品が積まれ足の踏み場に困るくらいの有様になっている。
他の部屋も同様だが、リハパンやパット類が嵩張る上、消毒用品やらマスクやらも沢山ある。
とにかく備品が多い事もさることながら、管理者の片付け意欲の無さがなかなか。
で、麺つゆボトルやら入胡麻やらツナ缶やらといった常温保存系の食材が、衣装ケースに収められている(宿泊人数が多く、二階を使用しないと回らないパターンの日に勝手に食べられたり、鼠の食堂防止の目的らしい)。
なので、在庫を確認するにも、いちいち底をひっくり返して戻す必要があって、そういった手間が発生すると途端に見るのも嫌になってしまう
私はそんな性格だ。(脱線も甚だしいが)
(U子さんでした)
相撲とサッカーが好き。年末特番や海外の試合などが放送される日は21時くらいまでは頑張って観るけど、朝も早いので寝床につく。
2021/12/9
心不全の影響からか食事量も減り、トイレへの歩行等でくたびれてしまうほど体力も落ちているため、11/24の夕方から入院。
経過観察していたが『施設入所が決まった』との事で挨拶があったとのこと。
その後は不明。